先日、やっと「
犯人に告ぐ」を読了しました。
家で仕事のまとめをやるはずが、すべてを読書のために優先順位を変えました。
それぐらい面白かったです。
内容は簡単に説明すると…
「連続児童殺人事件の犯人を捕まえる為に警察とテレビ局が手を組み、
史上初の劇場型捜査が始まる…」
終盤に差しかかるあたりから展開が早まった感があり、
かつ「運」が大きく影響する点がスッキリしないというものもあるが
話の流れからある程度合点のいく範囲であり、総合的に面白かったと言える本でした。
ポイントは「劇場型捜査」ってところ。
犯人を捕まえるまでのプロセスが面白いのであって、犯人その人に魅力があるわけではない。
あくまで読んでいて爽快なのは「捜査の進展」である。
それに関わる警察の動きや劇場(=メディア)がどう絡んでいるのかという点に
注目して読んで欲しい作品。是非、読んでみて下さい。
買ってから1ヶ月ぐらい経ってから読み始めましたが、
読み始めたら一気に読了できたので次に進んでみようと新しい本を買ってきました(^^;)
今日買ったのが「
日銀券(上)(下)」。
先週買ったのが「
乱気流(上)(下)」。
まだ読んでいない本もあるけど、幸田さんファンの僕にとっては
まず「日銀券」から読もうと思っています。
今日の夜は眠れない!